情熱農家
たしか4年前ぐらいかな、テレビ番組の情熱大陸を見ていたら
パリで農家をしている方が出ていた。
その当時、自分はこの農家さんにすごい興味があり、いつか会いたいなって
思っていました。 こんなに早く実現するとは。
オペラ近くのサンラザール駅から30分ぐらいでベルウイエ‐ベルヌイユ駅に到着
駅から15分ぐらい車で移動した所にシャぺ村という素朴な村がありました。
そこに見た感じ約6反ほどの農場を営んでいる山下さんがいます。
今から15年前、43歳で一から野菜作りをはじめられた山下さん。
こんな所で農業がしたい!!!と思ってしまうような場所です。景色最高ーーーーー!
山下さんの作る蕪はパリの三つ星レストランなどで奇跡のカブなどと称賛され
数々の星のあるレストランから注目されているそうです。
その日、タイミングが良く初物のカブを食べさせて頂きました。
正直食べてみて本当に驚きました。こんなカブがあるのかと、、、
肉質もよく風味もすごく良く、しばらく口の中はフルーツの香りのよな余韻が残ります。
自分が作っていたカブも美味しく仕上がっていたのですが、上には上がいました。
カブ以外の野菜も何種類か食べさせて頂き、どの野菜も本当に美味しかった。
野菜本来のうま味を感じました。
僕はここ数年、これからの農業経営に不安が凄いあり、いろんな意味で焦っていた気がします。
最先端の技術、最先端の道具もなく抜群の条件じゃない耕作地でも、こんなに素晴らしい野菜を
作っている山下さんに出会って、いろんな話をしているうちに、これからの農業経営(居酒屋ほのぶ)
に役立てるヒントが沢山ありました。
この出会いを無駄にしないよう日々精進。